アダルトサイトを使うと架空請求が来る?架空請求が絶対知られたくない真実
公開日:2021年3月9日
アダルトサイトを使うと架空請求が来ないか心配になりますよね。今回は、架空請求が知られたくない真実についてまとめました。
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- アダルトサイトを使ったのが知られてる? => 無作為に送信してるだけです
- アダルトサイトからメアドや電話番号が漏れた? => 総当たりで送信しているだけです
- 閲覧したアダルトサイト名で請求が来たけど => 大手だから名前が使われているだけです
- あなたのスクショを証拠として撮りましたと言われた => シャッター音を出しているだけです
- 住所や名前が正しいんだけど大丈夫? => 情報漏洩したデータを買われただけです
- 現金を入金しろと言われた => 風営法で禁止されています
アダルトサイトを使ったのが知られてる? => 無作為に送信してるだけです
アダルトサイトを見た後に、アダルトサイトの利用に関する架空請求のメールが届くとドキっとしますよね。もし、あなたがアダルトサイトに登録等をしていないであれば、そうした架空請求メールはほとんどが迷惑メールです。
アダルトサイト利用の架空請求者は、アダルトサイトを閲覧したユーザーを狙っているのではありません。ただ無作為に「数射ちゃ当たる」の精神で、ひたすら送信してるだけなんです。
この事実を知っておくだけでも、安心してアダルトサイトを楽しめます。
アダルトサイトからメアドや電話番号が漏れた? => 総当たりで送信しているだけです
DMMや楽天TVなどの大手サイトが運営しているアダルトサイトを使っている限り、アダルトサイトを閲覧したという情報や、登録した電話番号が外部に漏洩する可能性はかなり低いです。大手サイトは中小サイトと違って、セキュリティがかなり頑丈に作られています。
では、架空請求業者はどうやってメールを送っているのかというと、ほとんどが総当たりです。電話番号は090、080の後の8桁の数字をランダムに選べばメールが送れてしまいますし、メールアドレスもよく使われる単語などを組み合わせてランダムに送信したりしているんです。
つまり、あなたに架空請求のメールが届いたのは、ほとんどの場合が「単なる偶然」です。
架空請求メールがある日突然止むのがわかりやすい証拠ですね。
閲覧したアダルトサイト名で請求が来たけど => 大手だから名前が使われているだけです
アンダーグラウンドでは、「送信できた電話番号」や「存在するメールアドレス」などが売買されているとされていますが、あくまで電話番号やメールアドレスを知っているだけで、ユーザーのみなさんがどのアダルトサイトを使ったかという履歴にアクセスすることはほぼ不可能なんです。
ですので、架空請求のメールのサービス名が仮に使っているアダルトサイトのものだったとしても、単純に利用者が多い大手アダルトサイトだったからというだけのことがほとんど。
不安にならずに、落ち着いてアダルトサイトにログインして購入履歴や請求履歴を確認しましょう。履歴がなければ問題ありません。
もちろん、本当に購入したのであれば、しっかりと支払いしてくださいね。
あなたのスクショを証拠として撮りましたと言われた => シャッター音を出しているだけです
アダルトサイトを閲覧していると、
- いきなりポップアップする
- カメラのシャッター音が鳴る
- 「あなたのスクリーンショットを証拠として撮りました。料金を払ってください」というメッセージが出てくる
という悪質なサイトがたまにあります。
サイトを運営している我々のような技術屋さんからすると「サイトからスマホの機能にアクセスするには全て許可がいる」のが常識なので、そんなことが絶対できないとわかりますが、一般の方はびっくりしますよね。
しかしこれ、仕組みはすごく単純で「iPhoneやAndroidのシャッター音と同じ音をサイトで鳴らしているだけ」なんですよ。そう、Youtubeから音声が流れるのと同じ仕組みです。簡単ですね。
ですので、もしそんなサイトに当たってしまったら、すぐにタブを消して、そのサイトには二度とアクセスしないようにしましょう。
住所や名前が正しいんだけど大丈夫? => 情報漏洩したデータを買われただけです
アダルトサイトの架空請求業者も、日々私たちを騙そうと悪戦苦闘していますので、騙す手法は変わってきます。中には、どこかのサイトで漏洩したデータを違法に手に入れて、そのデータを元に架空請求してくる場合もあります。
そうした業者の場合は、名前や住所が正しいものを送ってくる可能性があります。しかし、住所や名前が正しいからと思って業者とコンタクトを取ってはいけません。
こうしたケースを防ぐためには、アダルトサイトに登録する際には名前を変えるのが効果的です。例えば、あなたの名前が「鈴木花子」さんだったとしたら「鈴木はなこ」と名前だけひらがなにすると良いでしょう。
アダルトサイトの登録は全て「はなこ」とひらがなにしているのに、漢字の花子で請求がきたら確実に架空請求です。
現金を入金しろと言われた => 風営法で禁止されています
アダルトコンテンツを有料で提供する場合、運営者は風営法を遵守する義務があります。風営法では、アダルトコンテンツの支払い方法について「クレジットカード決済など18歳未満が児童が通常利用できない方法により料金を支払ってもらう。」と規定されています。
風営法 第三十一条の八 4項 映像送信型性風俗特殊営業(前項に規定するものを除く。)を営む者は、客が十八歳以上である旨の証明又は十八歳未満の者が通常利用できない方法により料金を支払う旨の同意を客から受けた後でなければ、その客に第二条第八項に規定する映像を伝達してはならない。
風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(昭和二十三年法律第百二十二号)
アダルトサイトで、免許証などの本人確認を取るところはほとんどありませんから、実質クレジットカード支払いか、アダルトサイト専用のポイントカードを購入する方式での支払いがほとんどです。
ですので、現金を請求するアダルトサイトは、ほぼ詐欺確定です。
架空請求が絶対知られたくない真実についてまとめてみました。
アダルトサイトを使っているとどこか後ろめたさがあって、架空請求に応じてしまうケースがあると言います。しかし、裏事情を知っておけば、架空請求を軽やかにスルーできるようになるので、しっかり覚えておいてくださいね。