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アダルトサイトの基礎知識

違法なアダルトサイト・エロ動画サイトを見ると違法になる?

公開日:2021年3月12日

違法なアダルトサイト・エロ動画サイトを見ると違法になるのでしょうか?今回は、違法なアダルトサイト・エロ動画サイトを様々な切り口で検証して、視聴するユーザー側が逮捕されるリスクがあるかを検証しました。

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アダルトサイト・エロ動画サイトが違法になるかのポイント

アダルトサイト・エロ動画サイトでコンテンツを視聴する際に、違法となるポイントは大きく分けて

  1. 著作権を犯している動画
  2. 肖像権を犯している動画
  3. モザイクの入っていない無修正動画
  4. 児童ポルノ動画

の4点です。

これらは「閲覧するだけならOK」「閲覧するだけでNG」という二つのケースがあります。

閲覧するだけで違法になるケース

まずは、閲覧するだけで違法になるケースを見ていきましょう。

児童ポルノ動画

児童ポルノ動画は、社会的弱者である子供を性的搾取する絶対に許されない犯罪です。ですから、児童ポルノ動画はアップロードもダウンロードも法的には罰則対象となります。

現在は、検索エンジンをはじめプロバイダーも児童ポルノについては対策を強化していることもあって、児童ポルノコンテンツを目にすることはかなり少なくなりましたが、児童ポルノについては社会的制裁も大きいので、閲覧だけでなく、決して探してはいけません。

著作権を犯している動画

違法なアダルトサイト・エロ動画サイトで配信されている動画は、著作権を犯しているものがほとんどです。それらの動画を視聴するということは、違法なアダルトサイト・エロ動画サイトからダウンロードするのと仕組み的には同じとなるので、罰則対象になります。

ただし、視聴するだけで、ある日突然警察がやってきて逮捕されるのかというとそうではありません。

取り締まる警察も無数にいる違法なアダルトサイト・エロ動画サイトの視聴者を取り締まるより、違法なアダルトサイト・エロ動画サイトそのものを取り締まった方が手取り早いので、「まずは根元を断つ」というのが現在の運用となっています。

閲覧しても違法にならないケース

モザイクの入っていない無修正動画

モザイクの入っていない無修正動画は違法というイメージが強いですが、閲覧すること自体は犯罪ではありません。

ただし、モザイクの入っていない無修正動画を配信することは「わいせつ電磁的記録等送信頒布」という犯罪になりますので、間違ってもモザイクの入っていない無修正動画をアップロードしてはいけません。

肖像権を犯している動画

かつては「アイコラ」などが社会問題になりましたが、これらの問題は肖像権の侵害です。最近では、AIの進化で、アダルト動画に有名タレントさんの顔をすり替える「ディープフェイク」と呼ばれる動画が話題になりましたが、こちらは「肖像権の侵害」と「著作権の侵害」のダブルで犯罪です。

ただし、「肖像権の侵害」は製作者・配信者に課される罪なので、閲覧しただけでは犯罪にはなりません。「ディープフェイク」動画については、オリジナル動画が著作権を犯しているAV動画のことが多いので、その場合は閲覧すると犯罪になる可能性があります。

違法サイトは撲滅されつつあります

現在の、違法なアダルトサイト・エロ動画サイトの状況は、かつてのDVDやCDの違法サイトの状況に非常に似ていると言われます。

DVDやCDの違法サイトがなくなったのは、AppleのiTunesストア(音楽配信)やHulu、Netlix(映画・ドラマの配信)などの「手軽に低価格でコンテンツが楽しめるサービスの登場」によるものと言われています。

アダルト動画界隈でも、収録時間が短い作品を100円未満で販売したり、旧作をワンコインで販売したり、月額料金を払うだけでAV動画が見放題になるサービスが増えてきているため、違法なアダルトサイト・エロ動画サイトは徐々に撲滅されていくでしょう。


違法なアダルトサイト・エロ動画サイトを見ると違法になるのかを見てきました。

見るだけで違法になるケースもありますし、ならないケースもあります。しかし、違法である以上逮捕されるリスクがあるので、きちんと正規のサイトで購入して視聴するようにしましょう。そのほうが快適ですし、不正請求詐欺に会うリスクも減りますしね。

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